BD-1を20インチ化している方のほとんどが20インチHE【ETRTO406】サイズのホイールを
履いていると思いますが、じゃあ”20インチチューブラー化”は、できるのか?考えてみます。
(机上の理論ですので、装着可否を保証するものでは、ありませんのでご了承ください)
20インチHE【ETRTO406】 | 20インチチューブラー | |
タイヤ付き直径 | 約460mm※周長表より | 約470mm |
周長 | 1450mm 20×1.25【32-406】※周長表より | 1470mm |
リム外径 | 406mm | 432mm |
実測するまでもなく、CATEYEのタイヤ周長表を参考に考えてみましょう。
タイヤ付き直径で約10mm差:半径で5mm大きくなって
リム外径で約26mm差:半径で13mm大きいです。
つまり現状20インチ【ETRTO406】化しているBD-1に対して
20インチチューブラーを履く為には
・半径5mmほど大きくなるのでタイヤと車両各部のクリアランスがあるかどうか?
・ブレーキシューが13mm上へ移動できるかどうか?
この2点が、クリアになれば20インチチューブラータイヤを履くことができます。
まずは、フロントから。
これは、エンボスフレームのBD-1を”20インチ【ETRTO406】化してキャリパーブレーキ化したもののようです。
クリアランスがギリギリで5mmくらいですかね?
タイヤはSCHWALBE DURANO 406HE(20×1-1/8)らしいので、周長1450mmと仮定すると
もう5mmブレーキとのクリアランスが少なくなるわけで・・・
20インチチューブラー履かせると干渉しそうですね
こうなると、フロントを20インチチューブラーホイール+キャリパーブレーキ仕様にするなら
BOMAかKHSかtyrell辺りの【ETRTO406専用】カーボンフォークにするしかないですね。
こちらは、フロント18インチ/リヤ20インチでキャリパーブレーキ化した車両のようです。
ストレートフレームで、リヤのドロヨケ取付用ダボ穴を使ってキャリパーブレーキ化している車両は、写真をみる限り、ETRTO406の状態でやはり5mmくらいのクリアランスしかないようですね。こちらも、20インチチューブラーを履かせると干渉しそうです。
実機があれば、試してみたい所ですが
もう一台、BD-1ストレートフレーム買っても・・・
HED | Nisi | |
20インチWO【ETRTO451】 | 20インチチューブラー | |
タイヤ付き外径 | 約500mm | 約470mm |
周長 | 1550mm | 1470mm |
リム外径 | 451mm | 432mm |
ホイール重量 | F:640g/R:860g Total:1500g | F:442g/R:598g Total:1040g |
タイヤ付き | F:819g/R:1084g Total:1903g | F:599g/R:756g Total:1355g |
私の場合は、この逆でETRTO451仕様から20インチチューブラーへの交換なので
タイヤ付き直径で約30mm差:半径で15mm小さくなって
リム外径で約20mm差:半径で10mm小さくなりました。
つまりタイヤと車両のクリアランスは”大きく”なって
ブレーキシューは10mm下に移動したわけですね。
20インチチューブラーに興味がある方の参考になればと思い書いてみました。
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