フロントダブル化のためのFD台座やアウター受け、プーリー取り付け台座
(なぜかプーリーはオプション扱いのようですが)が標準装備されているのですから、
やらない手はありません。
用意したのは、フロントチェーンリングアウター53T/インナー39Tで、
これは5700系105の物です。それと直付FDは、大昔のshimano RX100というもの。
今だとどのグレードに当たるのか不明です。
シフターは、これまた10年以上前の3速対応のShimano XTグレードの物。
3速用でも引きしろ自体は変わらないと思うので使ってみます。
ダメだったら2速用を調達する事にします。
で、問題は、台座はついているのになぜか標準で付いて来ないプーリーです。
オプションパーツで正式名称は”インナーケーブルガイドプーリー”と呼ぶそうです。
DAHON販売店なら取り寄せてくれると思いますが、amazon、楽天などの通販で
気軽に買えないのがちょっとですが・・・
まずは、リアをTOP側にシフトして、チェーンを外しやすくしておいて、
チェーン脱落防止用の部品を外してチェーンをクランクの内側に落としておきます。
クランクの5ピンを外してバッシュガードとノーマルチェーンリングを外します。
ここで、ノーマルの53Tを使ってインナーの39Tだけ購入することも考えられますが、
画像を見るとわかりますが、シングル用のチェーンリングなので変速ピンが付いていません。
対して105のチェーンリングの裏側は、このようになっていて、全然ちがいますね。
試していないですが、付属のチェーンリングでは恐らく変速できないことはないと
思いますが、変速できても、もたついたりするかもしれません。
この状態でプーリーを取り付けてFDを仮付して、シフトワイヤーも引き回しておきます。
シフターをハンドルに取り付けないといけないので、バーテープとブレーキレバーも
はずします。シフターにあらかじめワイヤーを取り付けておいて、ハンドルに通します。
あとはワイヤーを取り廻していきます。
フレーム下にワイヤー受けがあるので、そこに通して行けばいいので楽ちんです。
フロントのチェーンリングを取り付けるわけですが、ノーマルの5ピンは、ダブル用なので
そのまま使えます。ただ、軽量化したい方や見た目を変えたい方は、ついでにアフターパーツ
のカラフルなものに変えるのもありだと思います。
ちなみにノーマルは1個4gでした。
KCNC チェーンリング ボルト ダブルギア用 5PCS レッド 263102 | ||||
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チェーンリングを取り付けるわけですが・・・
ちゃんと取り付け位置、向きが決まっていますので注意が必要です。
5700系105の物なのでShimanoのマニュアルを見て確認しました。
5ピンを締め付ける際に困るのが、後ろ側のピンが回ってしまって
締め付けられないことだと思います。
ここで登場するのがこの工具。普段は持っていても何の役にも立たないわけですが、
これがないことには締め付けできません。
SHIMANO(シマノ) TL-FC21 [Y13009700] ペグスパナ | ||||
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いよいよFDの調整に入るわけですが・・・
一番下に取り付けても、FDとアウターチェーンリングのクリアランスがデカすぎです。
確か、FDと刃先のクリアランスは、shimanoのマニュアルを見ると1~3mmとありますが・・・
6mmほどあります(´Д`; )
つまり、53Tでは”小さすぎる”みたいです。
”もっと大きいチェーンリング”をつければ、適正な調整範囲になりそうです。
とりあえず、この状態でLO側、Hi側を調整して変速できるか?確認しました。
一応、変速できています。
でも、あまりにクリアランスがデカすぎです。
Speed Falcoのフロントダブル化は、53T/39Tの組み合わせでは、変速はできるけど、
FDとのクリアランスデカすぎて気持ち悪いという結果となりました。
パワーツールズ MINI VELO チェーンリング 56T(820-092) | ||||
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感覚的には、アウター56T辺りがちょうどイイ感じになりそうです。
後日、この状態で試乗したインプレ記事はコチラ
DAHON Speed Falco クリムゾンレッド 2016年モデル ダホン スピードファルコ | ||||
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